ゲーム東京ゲームショウ2005体験レポート

東京ゲームショウ2005体験レポート

 2005年9月17日に幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2005」へ行ってまいりました!ここでは、実際に体験した内容の一部を、感想を交えてまとめましたので是非ご覧下さい。なお、載せる情報は全て2005年9月17日時点のものです。最新の情報は各公式サイトでご覧ください。

メーカー タイトル 体験内容 発売日 価格 公式サイト
カプコン PSP「イレギュラーハンターX」 約15分プレイ '05冬予定 未定
PSP「ストリートファイターZERO3↑↑」 約5分プレイ 未定 未定
PSP「ロックマンロックマン」 約5分プレイ 未定 未定
PSP「極魔界村」 ムービー視聴 未定 未定 -
イベント「逆転裁判 蘇る逆転 特別法廷」 イベント参加 - -
バンダイ PS2「ドラゴンボールZ Sparking!」 約15分プレイ 発売中 \7,140
コーエー XBOX360「真・三国無双4 Special(仮)」 約5分プレイ 今冬予定 未定 -
PSP「戦国無双」 約5分プレイ '05冬予定 未定
プロモーションムービー ムービー視聴 - - -
ソニー PS3プロモーションムービー ムービー視聴 - - -
■東京ゲームショウ2005公式サイト
■カプコンブース

●PSP「イレギュラーハンターX」 価格未定 2005年冬発売予定
ゲーム概要
 SFC「ロックマンX」が
グラフィックを一新してPSPで登場。新要素もあるらしい。
体験内容(プレイ時間約15分)
 持参したPSPで体験版をダウンロードできる(アドホックモード)ので、並ばなくて済みました。ダウンロードに時間はかかるものの、一度落とせばあとは何度でもプレイ可です。(ただし、メモリースティックへの保存は不可)
 ロックマンXシリーズはX8で大幅にイラストが変わってしまいましたが、こちらは昔ながらのものを採用していたため、好感が持てました。体験版はアイシー・ペンギーゴのステージのみで、フットパーツが出現しないためダッシュ無しでのプレイとなりました。
操作感はSFC版とほぼ変わらないので、グラフィックは3Dになったもののリメイク作品として抵抗無くプレイできます。ライフゲージは縦型で、取得している全ての特殊武器がひと目で分かるようなデザインになっていました。スタートボタンを押しても「PAUSE」の文字が出るだけでしたので武器選択画面は確認できませんでした。
 サウンドももちろんアレンジされており、効果音もX7やX8と似たような感じのものが使われていました。個人的にはSFC版での効果音が気に入ってたので、個人的には少し微妙な感じはします。ただし、ダメージを受けたときの音はほぼSFC版と同じでした。
 以下、気になった細かい点をちょこちょこと。

・何故タイトルが「イレギュラーハンターX」?普通に「ROCKMAN X」でいいのに・・・。
・背景が懲りすぎてるせいで、一瞬足場との区別がつかない場合が。
・ボスがやられる時の演出がショボい。
・「こんなにのけぞるっけ?」と思うくらい、ダメージ時に後ろへ移動する距離が大きい。

 全体的には好印象で、PSP対応のロックマンを待っていた方にはオススメできます。また、新要素もあるみたいなのでそちらも期待しましょう。
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●PSP「ストリートファイターZERO3↑↑(ダブルアッパー)」 価格未定 発売日未定
ゲーム概要
 PS版「ストリートファイターZERO3」に新キャラ・新モードを追加してPSPで登場。
通信対戦に対応。キャラはストリートファイターシリーズでお馴染みの「イーグル」や「ユン」などの他、オリジナルの女性キャラ「イングリッド」も参戦
体験内容(プレイ時間約5分)
 選べるモードはアーケードモードのみ。私はもちろんダン様でプレイしました。(ヘンなボタンで決定したので、道着はピンクじゃありませんでした)見た目はPS版そのまんまです。細かい追加要素はあるようですが、
移植と考えて問題ないと思います。それよりも問題となったのは、コマンドの入り難さにあります。展示されていたPSPがヘタレなだけかも知れませんが、とにかく技が出ない!波動拳すら出ない状況で、せっかくダンでプレイしたのに挑発伝説も発動できませんでした。また、ウワサではPSPでの通信対戦はタイムラグが生じやすいそうです。断言できませんが、PSPで格闘ゲームをやるのは考えものだと思います。
 技が出にくいのと、ネットワーク対戦時の不具合がなければ、携帯ゲームとして最強の格闘ゲームになります。様子を見て判断することにしましょう。
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●PSP「ロックマンロックマン」 価格未定 発売日未定
ゲーム概要
 FC版「ロックマン」が
大幅にグラフィックを変えてPSPで登場ステージを作成する機能が追加され、通信による交換も可能。
体験内容(プレイ時間約5分)
 こちらもダウンロードによるプレイでした。グラフィックは大幅に
コミカルな感じになってしまい、頭でっかちのキャラが3Dで動き回ります。少なくとも見た目は完全にお子様向けになってしまっており、初代ロックマンからのファンにとっては残念な限りです。ただ、オリジナルのステージを作成できる機能はユニークなので、色々作って遊べそうですね。
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●PSP「極魔界村」 価格未定 発売日未定
ゲーム概要
 「魔界村」シリーズの最新作がPSPで登場。
新たな武器や鎧、新アクションが追加され、3Dによる表現も一部で採用。
体験内容(プロモーションムービーを鑑賞)
 見た目はSFC版からの移植に見えますが、内容は
完全オリジナルとなっており、新しい要素もかなりあるようです。新しい武器や鎧、アクションが追加。見た限りでは、新武器は上にも投げることができるナイフのようなものがありました。新アクションはおそらく、崖につかまり、よっこらしょ、とよじ登る動作だと思います。これらの新要素が追加されたことで、より深みのあるアクションを楽しむことが期待できます。基本は前作までと全く同じなので、このシリーズが好きな方には十分オススメできる内容だと思います。
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●イベント「逆転裁判 蘇る逆転 特別法廷」
イベント概要
 イベント参加者は傍聴人となり、ある事件の裁判を体験。成歩堂、真宵、御剣たちがボイス付きで法廷バトルを繰り広げる。
体験内容
 ゲーム画面と同じ感じで、裁判の様子が動画像で流されました。事件といっても大した内容ではなく、NDSと逆転裁判の宣伝に終始した感じでしたが、逆転裁判独特の法廷コントは非常に楽しめました。声が入っていたのも良かったと思います。
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■バンダイブース

●PS2「ドラゴンボールZ Sparking!」 7140円 2005年10月6日発売予定
ゲーム概要
 PS2「ドラゴンボールZ」の最新作が3D格闘アクションで登場。
ステージを縦横無尽に駆け、相手の気を探り闘う。ドラゴンボールならではのアクション、地形の破壊、水中での戦いをも可能にしたシステムに注目。原作を再現したストーリーモードや、天下一武道会モードもあり。予約特典はホイポイカプセル型ボールペン。
体験内容(プレイ時間約15分)
 選べるモードは「1PvsCOM」か「1Pvs2P」のみで、ストーリーモードはプレイできませんでした。これまでのPS2版シリーズとは違い、完全に3Dアクションとなりました。ドラゴンボールらしさを追求しているようで、地形に隠れた相手の気を探る、攻撃時に地形が破壊する、水中や空中問わず戦う、原作を再現した必殺技を繰り出す、といった内容が今回の特徴となっています。
 実際にプレイしてみたところ、
これまでとはシステムも操作も違うのでかなり戸惑うところがありました。×がダッシュ、○がガード、R1で上昇、R2で下降、L1で気を探りロックオン、L2と攻撃ボタンで必殺技、といったように、操作方法だけを見ても前作までとは全く違うことが分かります。(□は通常攻撃、△は光弾系攻撃)初めにプレイした時に戸惑ったのは、気を探るシステムと移動方法で、気を探るシステムはレーダーを見ながらやることを理解できましたが、思い通りの場所へ移動することが意外に難しく感じました。とりあえず分かったのは、相手の場所を把握できている場合、L1を押すたびにロックオンの無効・有効が切り替わるので、ロックオンを有効(レーダーに相手の位置が表示されている状態)にすれば、×を押すだけで勝手に相手のところまで飛んでいくことができます。あとは□と△を連打してれば、とりあえずコンボが決まります。気はL2押しっぱなしで溜め、必殺技はL2+↑+○やL2+↓+△で出します。今回は気力の他にブラストゲージと呼ばれるものもあるようですが、それについてはよく分かりませんでした。(詳しくは公式サイトに載ってます)
 
格闘部分に関しては、結構大雑把な感じがしました。今回のプレイでは、残念ながらどんな所に闘いの駆け引きがあるか分からず、テキトーに技を出しまくってた感じでした。接近戦では□連打で勝手にコンボができるので、これまでのようなチャージキャンセル的な闘い方は望めないようです。おそらく、移動による相手のかく乱やガードボタンによる回避などを利用することによる戦いになると思われます。攻撃時には接近して大ダメージを狙い、ピンチ時には距離を取ってチャンスをうかがう、というように、状況に応じた位置取りがカギとなるでしょう。
 演出・グラフィックに関しては、
ドラゴンボールの雰囲気をよく再現していると思います。移動もスピード感があり、必殺技もデモ付きでしっかりやってくれます。また、CGムービーが非常に凝っていて、これはかなり力が入っていると感じさせられました。
 全体を通して、格闘部分は正直微妙でしたが、それはプレイ時間が少ないのが原因であると思うので、しっかりシステムを把握すればそれなりに面白いのではないかと思います。ストーリーモードは、PS2「ドラゴンボールZ」ではやってくれなかった部分をかなり入れてくれているみたいなので、そこも期待しましょう。
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■コーエーブース

●XBOX360「真・三国無双4 Special(仮)」 価格未定 今冬発売予定
ゲーム概要
 PS2「真・三国無双4」がXBOX360で登場。次世代ゲーム機の超スペックを利用し、一騎当千の爽快感が一層極まる。
体験内容(プレイ時間約5分)
 タイトルがどうというよりも、
実際にXBOX360を触れたことに感動しました!コントローラーは意外に手にフィットし、使い難さは感じませんでした。また、画面もかなりの高解像度(ハイビジョン?)でのプレイが可能で、見慣れた「真・三国無双4」も非常にクリアで滑らかな映像を実現していました。ただ、プレイ可能キャラが趙雲のみ、ステージも固定で初期状態なので、スペックを生かした爽快感をイマイチ味わえず残念でした。
 そんなこんなで次世代ゲーム機のスペックにそれなりに感動し楽しんでいる最中、それを覆すほどの事件が発生。プレイ中に画面がピタリと止まり・・・
フリーズしてしまったのです!そばにいたスタッフは当然のように本体をリセットし元に戻してくれましたが、私はそのとき限りでプレイを辞退しました。
 せっかくの超スペックも、フリーズしてしまっては台無しです。ちなみに他の人がプレイしている最中にも止まってしまったのを目撃しました。ただし、この現象は「真・三国無双4」でしか確認していませんので、ソフト側の不具合ということもありえますし、本体側の不具合だとしてもまだ発売は先なので今後改良されることは十分あると思います。
 私自身、実はXBOX360にひそかに期待をよせていたりします。確かにPS3も大人気で、欲しいソフトもたくさん出そうですが、XBOXでの失敗をどれだけ生かし良い物を創ることができるかが注目されます。
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●PSP「戦国無双」 価格未定 2005年冬発売予定
ゲーム概要
 PS2「戦国無双」がPSPで登場。システムはPSP用に一新され、短い時間でも戦略性の高いプレイを可能に。通信による対戦も可能。
体験内容(プレイ時間約5分)
 基本的には
PSP「真・三国無双」と似たようなシステムになってます。ステージがエリアごとに分割され、侵略を進めていく感じになります。あまりプレイしてないので何ともいえませんが、正直微妙です・・・。システムがどれだけ面白くなるかに注目ですね。
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●プロモーションムービー
概要
 XBOX360のスペックを生かしたCG動画の展示。人物の顔の細かいシワや、物体の質感をリアルに表現。
体験内容
 
スゴいの一言に尽きます!今やムービーやパッケージで用いられるような高品位の3Dグラフィックが、家庭用ゲーム機で再現できるのですから驚きです。ゲームもついにここまで来たか、という感じです。人物の微妙な表情、動き、物体の質感や細かい凹凸までが綺麗に表現されていました。
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■ソニーブース

●PS3プロモーションムービー
概要
 PS3の開発途中のゲームのプロモーション画像を展示。
体験内容
 PS3はてっきりプレイ可能かと思ってましたが、今回は
動画像の展示のみのようで残念でした。しかし、内容はさすがPS3といったところで、PS3の性能を存分に発揮したCG画像にただただ見入るばかりでした。
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