ゲームPS2「ドラゴンボールZ Sparking!」Sparking!応用編

●Sparking!応用編●

 ここでは、戦闘に関する知識や戦法のうち、実践で使えそうなものを紹介します。なお、基本操作や用語は「修行」モードで一通りおさえておきましょう。

■接近戦

 接近戦では、主にラッシュ格闘や投げで攻撃することになります。それぞれの攻撃の特徴や長所・短所をまとめてみました。

種類 特徴 長所 短所
連打
(ラッシュ格闘)
連続で素早い打撃を出し、最後は相手を少し吹き飛ばす。 素早い攻撃が可能なため、見切られにくい。 ダメージが小さく、ガードされると不利になる。
↓ラッシュ格闘中に入力可能な技

(ヘビーフィニッシュ)
重い一撃を食らわせ、相手をよろめかせる。 比較的出は早いので、ステップ回避は困難。 ラッシュ格闘がヒットしていても、ガードされる。

(ラッシュコンボ気弾)
ガードブレイク効果のある気を放つ。 ガードを崩すことができる。 出が遅いため、ステップ回避でかわされる。
押す長さ:短)
(スマッシュ格闘)
相手をよろめかせる。 技の出は早く、相手をよろめかせることができる。 威力が低い。
押す長さ:中)
(パワースマッシュ格闘)
相手を吹き飛ばす。スマッシュゲージが黄色まで溜まっている必要がある。 威力が高く、相手を吹き飛ばすことができる。 ガードされやすい。
押す長さ:長)
(フルパワー
スマッシュ格闘)
相手を激しく吹き飛ばす。スマッシュゲージが赤色まで溜まっている必要がある。ドラゴンホーミング(下記)へつなげることができる。 非常に強力な一撃で、相手を遠くへ吹き飛ばす。攻撃方向に応じたガードが必要。 出が遅いため、回避されやすい。
フルパワースマッシュ
格闘後に

(ドラゴンホーミング)
吹き飛ばした相手を高速で追尾する。追尾後は、さらに攻撃が可能。(下記) 相手を自動で追いかけることができるので、再び距離をつめることができる。 気力を消費する。
ドラゴンホーミング後に
相手の近くで


(ドラゴンスマッシュ)
ドラゴンホーミングで追いかけた相手に、激しい打撃攻撃を与える。 追加で攻撃できるため、かなりのダメージが期待できる。 ここまで技を決めるチャンスがほとんど無い。

(当身)
攻撃を止め、少しの間当身体勢を取る。当身中は相手の打撃を防御すると同時に反撃することができる。 相手の打撃を確実に返し、ダメージを与えることができる。 投げや気弾攻撃に対して無防備になる。

(ラッシュステップ)
攻撃の途中で相手の横へ移動、または後方へ移動し距離を取る。 相手の後ろへ回りこんだり、距離を取ることができる。 スマッシュゲージがリセットされる。
方向キー
(ラッシュ高速移動)
攻撃の途中で高速移動し、相手の背後へ移動、または後方へ移動し距離を取る。 高速で移動できるため、移動後も攻撃がつながりやすい。 移動時に気力を消費する。スマッシュゲージを保ちにくい。
相手をつかみ、固有のアクションで攻撃する。 ガード不能で見極められにくい。 を入力することで投げを抜けられる。

 基本的には、ヘビーフィニッシュラッシュコンボ気弾、および投げを組み合わせて戦うことになると思います。ただし、ラッシュ格闘をタイミングよく押すことで弾くことができるので、あまりつなげないほうが良いでしょう。相手がガードを固めているようであればラッシュコンボ気弾を、反撃や回避を狙うようであれば、ヘビーフィニッシュで相手を止めましょう。さらに投げ当身も組み合わせ、相手をうまくかく乱できれば有利な戦いをすることができます。
 フルパワースマッシュは威力が大きく、相手を強く吹き飛ばすため、
そのままブラスト技につなげることも可能です。しかし、スマッシュゲージを溜める必要がある上、出が非常に遅いため、決めるチャンスは少ないでしょう。全体的に、接近戦で決定的なダメージを与えることは難しいといえます。

■遠距離戦

 遠距離戦では、主に光線技での攻めが主な戦い方になります。また、一気に距離を詰めて攻撃するような方法もあります。うまく使い分けましょう。なお、遠距離で出す攻撃は気を消費するものがほとんどなので、気の残量に気をつけましょう。

種類 特徴 長所 短所

(気弾攻撃)
エネルギー弾を発射する。キャラによって形状や軌道、連射回数が異なる。 気軽に出せる遠距離攻撃。気の消費も少ない。 ダメージは大きくなく、弾かれやすい。
長押し
(スマッシュ気弾)
少し溜めた後、大き目の気弾を撃つ。 威力が大きめで、相手をダウンさせられる。特殊な能力を持つものもある。 連射できない。弾くことが可能。
光線系ブラスト技 かめはめ波に代表される必殺技。気が光線状に飛んで行く。 気弾攻撃や気弾系ブラスト技をかき消して攻撃できる。 発射後のスキが大きい。
気弾系ブラスト技 ビックバンアタックに代表される必殺技。大きな気の塊を発射する。 気弾が大きめなので、とっさにかわしにくい。 光線系ブラスト技に撃ち負けする。発射後のスキが大きい。
格闘系ブラスト技 相手まで高速で飛んで行き、様々な打撃攻撃を繰り出す。 一気に距離を詰めて攻撃できる。移動中は気弾攻撃を弾くことが可能。 光線系や気弾系のブラスト技で返される。
アルティメットブラスト Sparking!モードでのみ発動可能な、最大の究極技。 威力が非常に大きく、相手に決定的なダメージを与える。 発動するチャンスを作るのが大変で、気を大きく消費する。

 遠距離では、気弾攻撃でのけん制が基本となるでしょう。ただ撃っているだけでは弾かれるだけなので、スマッシュ気弾を交えたり、相手の攻撃をよけつつ撃ち返すなど、様々な方法で攻めていきましょう気弾の軌道や連射回数はキャラによって大きく異なり、10発近く連射できるタイプや、大きく弧を描いて跳ぶものなど様々です。使うキャラの特徴をつかみ、工夫してみましょう
 ブラスト技は、かめはめ波やファイナルフラッシュといった光線系が有利になる傾向があるようです。気の撃ち合いに持ち込めるのも光線系の技だけなので、相手の光線技に対抗することも可能です。
 
格闘系ブラスト技は、どの距離からでも一気に相手に飛んで行き、打撃を与える技です。回避しにくいため相手のスキをつけば確実に捕らえられますが、距離がありすぎると見切られてしまうので注意が必要です。
 アルティメットブラストは、各キャラ固有の超必殺技です。発動するまでが大変ですが、当たれば非常に強力です。
相手をダウンさせてから使うなど、常にスキを突いた発動を心がけましょう

■防御・回避

 防御や回避も、戦いの上で重要になります。相手の攻撃に対処する方法も様々あるので、状況に応じた行動を取れるようにしましょう。

相手の攻撃と対処 特徴 長所 短所
投げ・ガードブレイク
以外の攻撃時に
押しっぱなし

(ガード)
もっとも簡単で基本的な防御方法。方向キーと組み合わせることで、ガードの方向を変えることができる。打撃攻撃は完全ガード、ブラスト技はダメージを半減させる。 簡単に出せる上、ほとんどの技に対して有効な防御方法。 投げやガードブレイク、背後からの攻撃には全く効果がない。
スマッシュ格闘・ブラスト技の
攻撃が当たる直前に

(回避行動)
高速で移動し攻撃をかわすことで、ダメージを回避する。スマッシュ格闘を回避する場合、方向キー→or←同時押しで背後に回ることも可能。 ダメージを全く受けずに済む上、相手のスキをついて反撃することも可能。 タイミングが非常に難しく、失敗すれば攻撃をまともに食らうことになる。
気弾が当たる直前に
(気弾弾き)
気弾を弾く、もしくは吸収することでダメージを無効にする。 連打することでわりと簡単に成功させることができる。ジャンプ中や移動中でも可能。成功すればブラストゲージを回復できる。 特になし。気弾に対してはこの方法で十分対処できる。
※ドラゴンダッシュ中限定
スマッシュ気弾が当たる直前に
(ローリング回避)
ドラゴンダッシュ中に軌道を少し変えることで、スマッシュ気弾をかわす。 ダメージを全く受けず、攻撃をかわしつつドラゴンダッシュができる。 高速移動中にスマッシュ気弾を見極めるのが少々難しい。
投げ技の瞬間に
(投げ抜け)
相手の投げ技を弾き、無効化する。 相手をのけぞらせることができるので、反撃に移ることが可能。 相手の投げを見極め対処するのが少々難しい。
ラッシュ格闘が当たる瞬間に
(ブロッキング)
ラッシュ格闘を押し返し、相手を無防備にさせる。 攻撃を食らっている最中でも発動でき、さらに相手を無防備にし反撃することができる。 特になし。ラッシュ格闘を食らってしまったら、連打でチャンスを狙おう。
※一部のキャラ限定

(特殊当身)
少しの間、当身体勢を取る。その間に受けた打撃攻撃を受け止め、同時に反撃する。 いつでも出せる当身なので、反撃のチャンスが広がる。 使えるキャラが限られている。また、発動時に気力を消費する。

 防御は、主にガード気弾弾きを主に使うことになると思います。この二つを反射的に出すことができれば、たいていのダメージを半減させることができます回避行動は完全にかわせる半面タイミングが難しく、かなりの慣れを必要とします。しかし、成功すればアルティメットブラストなども完全に回避できるため、マスターできれば非常に大きな武器となります。その他の防御行動については特殊な状況で使用するものが主なので、余裕があれば頭に入れておきましょう。

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