各キャラクター戦術解説

 各キャラクターのスキルの特徴については、基本的に「格闘システム解説」で述べた通りですが、ここではキャラクター別の戦術を紹介します。

※ここで紹介するスキルには、カスタム時しか使用できないものもあります。

■孫悟空▲
 ゲージ2本以上で変身できるのが強み。よって、相手に密着した状態で変身し、のけぞったスキに攻撃するといった戦法が取りやすくなっている。スタート直後に変身し、そのまま瞬間移動かめはめ波につなぐのがベスト。相手の体力を一気に減らすことができる。究極技でオススメなのが瞬間移動かめはめ波。コンボが途切れなく続くので途中でガードされることはない。それに対し、斬空拳、連続かめはめ波、元気玉はコンボの途中でガードできてしまうため使いにくい。

■孫悟飯（幼年期）▲
 気力3で変身できるため、試合開始直後に変身し相手をのけぞらせることが可能。多用しがちなかめはめ波はコマンド入力に注意。パンチの出が早いので他のキャラよりも慎重に入力する必要がある。接近戦ではコンボの最後で相手を浮かせられる魔閃光がオススメ。また、投げ技は相手が落下してきた時を狙えば攻撃が繋がるので狙っていこう。幼年期の悟飯は体が他のキャラに比べて非常に小さいので、普通なら避けられないようなコンボを回避できることもある。

■孫悟飯（少年期）▲
 スキルはコンボが途切れないものが多いのでガードされにくく使いやすい。スーパーサイヤ人2の状態でのみ使える超かめはめ波も強力な上コンボもしっかりとつながるのでオススメ。幼年期の孫悟飯同様、投げの後には攻撃がつながる。

■グレートサイヤマン▲
 完全なオマケキャラ。中身は孫悟飯なのだが、変身できずこれといった光線技も存在しない。技の種類も少なく、使う技は限定される。シャスティスパンチは発動直前のアッパーがヒットした時のみ確実に決めることができる。距離が離れていると相手を飛び越えてしまうことに注意。ジャスティスキックはガードされるとスキが大きいので、コンボがガードされた場合はなるべく発動は避けたい。これらを考えると、ジャスティスフィニシングまたはジャスティスダイナマイトを中心に攻めるのが無難。

■ラディッツ▲
 サダデークラッシュはコマンドが2種類あるが、いずれもコンボの途中でガードできてしまうので遠距離専用として使用しよう。究極技は無いが、威力の高いダイナマイトマンデーは密着した状態で出せばコンボがつながるので気に余裕があれば決めておきたい。

■ナッパ▲
 ブレイクキャノン以外の技はコンボの途中でガードできるため、距離を調節して最後の一撃を当てるような戦い方が必要になってくる。究極技も持っておらず、キャラの性格に反し決め手に欠けるところがある。ただ、ブレイクストームのみは少し特殊で、Eボタンを押しっぱなしにするとガード不能攻撃を出せるため、活用しよう。

■ベジータ▲
 二つの究極技の性能が非常に良いので、好みに合わせて使用できる。二種類の変身状態になることができるが、必要な気は多め。ノーズダイブクラッシュはかっこいい技なので一戦で一回は決めてみたいところ。他のスキルもコンボが入りやすいものが多く、総じて優秀なキャラといえる。

■トランクス▲
 基本的な性能はベジータと同じ。究極技やそれ以外のスキルも使い勝手が良い。3ゲージで変身できるのが強みで、試合開始直後から変身できる。

■クリリン▲
 究極技である気円烈斬を狙って戦うことになる。それ以外のスキルも十分使いやすい。投げの後、相手が落ちてくるところを狙うことで攻撃が繋がる。投げ→かめはめ波とつなげば16ヒットする。

■天津飯▲
 カスタム時しか使用できないが、排球拳が強力。他のスキルも使いやすく、他のキャラとは違い操気連弾もコンボの途中でガードされることはない。

■ヤムチャ▲
 一番の特徴は、Eを押す回数でヒット数が変化する狼牙風風拳。コンボからの連携の際にガードされるという欠点はあるものの、様々な距離から狼牙風風拳を発動し、技を途中で止めたりすることで相手をかく乱することができる。狼牙風風拳の使い方が決め手となるキャラだ。

■ミスター・サタン▲
 原作ではただの人間だが、ゲーム中では非常に性能のいい技がそろっている。ほぼすべてのコンボが途切れなく繋がり、コンボの最後に相手を浮かせるような技も多いのでヒットすれば確実にスキルを決めることができる。究極技も二種類あり、見た目よりも強力だ。光線技が全くないのが欠点で、遠距離では攻撃をする術が無い。

■ピッコロ▲
 ナッパ同様、スキルのコンボが繋がりにくいため、爆力魔波を多用することになる。究極技などは接近してスキルを発動しようとしてもコンボの途中でガードされるため、中距離からコンボを始めコンボの最後を当てるようにしたい。

■ザーボン▲
 スキルの数が少なく、スキル自体の性能も普通。変身できるが、それによって使えるスキルが増えることも無い。お好みで使う程度のキャラ。

■ドドリア▲
 全キャラ中スキルの数が最も少ない。基本性能はザーボンと同じだが、ドドリアには変身もない。体が大きいので、小さいキャラ相手には技があたらないことも。

■ギニュー▲
 究極技であるボディチェンジが特徴的。これが発動すると相手キャラとそっくりそのまま入れ替わる。体力ゲージも入れ替わるので、ピンチの時に使えば文字通り形勢逆転することができる。ただし、入れ替わった後は相手キャラの技を使わなければならないことに注意。

■リクーム▲
 大型キャラであるためか、スキルのコンボは繋がりにくい。イレーザーガンを中心に攻め、余裕があれば究極技を狙ってみよう。

■フリーザ▲
 全体的な性能は普通。残念ながら究極技のコンボはガードできてしまうため、デスビームやエビルダンスを中心に攻めよう。

■16号▲
 ロケットパンチは発動後から腕をはめ直すまで間があるため、反撃されやすい。コンボが確実に入るヘルズフラッシュを狙おう。

■17号＆18号▲
 17号と18号は使えるスキルが全く同じ。性能も平均的でこれといった特徴はない。

■19号▲
 ほとんどの技が使いやすい。相手の体力を奪い自分を回復できるドレインライフがオススメ。

■セル▲
 変身、究極技など一通りのスキルがそろっているので、幅広い戦略が可能。元気球が強力。

■総合評価▲
 管理人独自の評価により性能の良いと思われるキャラ上位3位を挙げたいと思います。

☆1位 ベジータ
 一通りの技が使用でき、変身・究極技が二種類ずつと、非常にバランスの取れたキャラ。各スキルの使い勝手も良く、カスタマイズもしやすいキャラクター。

★2位 孫悟空
 ベジータと比べるとスキルは若干ではあるが使いにくい。また、変身の種類が多くカスタマイズしにくいのが難点。

★3位 ミスター・サタン
 原作では弱い面ばかり目立ったサタンが堂々の3位。スキルの性能は1位のベジータに匹敵するほどの威力と使い勝手の良さを併せ持つ。唯一の欠点は光線技を全く使用できないこと。相手との距離が離れると何もできない。