ゲームドラゴンボールZ格闘システム解説

PS2「ドラゴンボールZ」格闘システム解説

 ここでは、格闘システムの解説をしています。基本的な操作から技の特性などを紹介していきます。

※このサイトでは、コマンド入力による攻撃を「技」「スキル」「必殺技」のいずれかの言葉で表しています。
※ここでいう「コンボ」とは、コマンド入力によるスキルの発動前の連続攻撃のことをさします。スキルによっては、コンボの途中でガードされてしまうものも存在します。ナッパ、ピッコロなど、大型のキャラが使うスキルのコンボは繋がらないことが多いようです。

基本操作一覧
スキル(技)解説
スキルの基礎
│├能力系スキル
│└体術系スキル
コマンド入力のコツ
│├コマンドはゆっくり確実に正確に
│├コマンドの発動条件
│├ちょっと発展的なスキル活用
│└実践でうまくいかない人は
スキルのカスタマイズについて
▼基本操作一覧▼
※アドバイス
・コマンドは全てキャラが左側(右向き)にいる状態のものです。キャラが右側(左向き)の状態の時は十字キーの操作が左右逆になります。
・パンチ、キックは十字キーと組み合わせたり連続で入力することで技が変化します。
十字キー キャラの移動
P パンチ(このサイトでは「P」で表記)
K キック(このサイトでは「K」で表記)
E エネルギー弾(このサイトでは「E」で表記)
×G ガード・エネルギー弾を弾く(このサイトでは「G」で表記)
→→ 相手の方へ向かってダッシュ
←← 後ろへ退く
G押しながら←← 気を溜める
G 画面奥に移動
G 画面手前に移動
→→P ダッシュパンチ
→→K ダッシュキック
R1長押し ガード不能攻撃
PKEG 挑発して相手の気を1ゲージ減らす

▼スキル(技)解説▼

■スキルの基礎

 スキルを発動するためには、一定のコマンド入力を行います。投げや変身といった一部のスキルを除き、スキルは基本的に単発では発動せず、コンボの最後に決め技として出すことになります。

※コマンドの見方について
 例として、
PPPEというコマンドの入れ方を説明します。この場合、PPPEの順番で入力します。コマンド中に矢印がある場合、その方向キーと次の攻撃ボタンを同時押ししなければならないことに注意してください。

(例)悟空のかめはめ波の場合

コマンド:PPPPE

 悟空のかめはめ波を放つには、上記のコマンドを入力します。パンチボタンを4回押した後エネルギー弾を押すことで、エネルギー弾ではなくかめはめ波が発動します。この例では、相手にパンチを4発当てた後にかめはめ波を放つので、合計5ヒットとなります。相手から離れていてもスキル自体は発動できますが、光線技以外のスキルは相手に近づいて発動させないと当たらないので注意してください。

 各キャラクターが持っているスキルは、大きく分けて「能力系」と「体術系」の二種類に分けられます。ここでは、それぞれについて細かく解説していきます。

◆能力系スキル

 能力系スキルには「必殺技」「究極技」「変身」の3種類があります。以下でそれぞれについて解説します。

・必殺技
 各キャラクター固有の光線技または打撃技の総称です。コマンドが簡単で消費気力も1ゲージと少なく、光線技の場合は距離があっても届くため、最も多用されるスキルです。ほとんどの必殺技はコンボの途中でガードされるといったことも無いため、使いやすくなっています。また、必殺技には大抵二種類以上のコマンドがありますが、コンボの最後で相手を浮かせられるコマンドを使用すると確実にスキルを決めることができます。

代表的なコマンド
PPPPE
PPPE
KPPPE

・究極技(一部のキャラは使用不可)
 各キャラクター固有の強力な技の総称です。決まれば相手に大ダメージを与えることが出来ますが、消費する気が2〜3ゲージと多いので多用はできません。また、技によってはコンボの途中でガードされてしまうものもあります。

代表的なコマンド
PPKKE
PPPKE

・変身(一部のキャラは使用不可)
 変身することで、攻撃力を上げたり使用できるスキルを増やしたりすることができます。ただし、変身中は気が少しずつ減り続け、気が少ない状態でダウンすると変身が解けてしまうというデメリットもあります。また、相手に密着した状態で変身すると相手をのけぞらせることができるので、その隙を突いて攻撃することが可能です。

コマンド
P+K+G

◆体術系スキル

 体術系スキルは、各キャラクターに共通した技の総称です。ただし、技の名前はキャラごと異なります。各キャラクターごとに、2〜3種類の打撃技と一種類の投げ技があります。

・相手を追いかけて攻撃
 相手を空中へ打ち上げ、数回の打撃を与える技です。消費する気は1ゲージで、コンボも途切れないものが多いので気軽に使えます。また、発動後は距離が開くので、気を溜めるチャンスを作ることもできます。

代表的なコマンド
KKKKE
PPKKE

・気功波を連射して攻撃
 相手を地面に叩きつけ、上空から無数のエネルギー弾を浴びせる技です。消費気力は2ゲージで、まあまあ扱いやすい技といえます。これもまた発動後に距離を開けることが出来ます。ただし、キャラによってはコンボの途中でガードされてしまう場合があります。

代表的なコマンド
PPPPE
PPKKE

・圧倒的な手数で攻撃
 相手に何発もの打撃を与える技です。ヒット数が多く威力がありますが、気を3ゲージ消費するため多用は禁物です。また、コンボの途中でガードされることもしばしばあります。

代表的なコマンド
KKKE

・投げ技
 相手に接近しなければ発動しませんが、技の特徴としてガードすることができないため、ガードを固めている相手に対して有効です。また、気は消費しませんので、積極的に狙っていくことができます。

コマンド
P+G

■コマンド入力のコツ

 慣れないうちはコマンドを覚えきれず、入力が簡単なコマンドのスキルばかりを使いがちです。ここでは、ちょっとしたコマンド入力のコツをお教えします。

◆コマンドはゆっくり、確実にかつ正確に入力しよう

 格闘ゲームのコマンドはつい素早く入力しようとしてしまいがちですが、このゲームの場合はわりとゆっくりでもコマンドがつながるので、確実に入力することを心がけましょう。例えばコマンドPPPPEを入れる場合も、むやみにPを連打するのではなく、キチンと4回押すことに専念しましょう。1、2、3、4、とテンポ良く入力していきましょう。

◆コマンドの発動条件

 例えばコマンドがPPPPEの場合、PPPPPEのように入力してしまうとスキルは発動しません。通常攻撃の連携の途中からスキルのコマンドを入れてもスキルは発動しないことに注意してください。また、転倒中などはコマンドを受け付けません。

◆ちょっと発展的なスキル活用

 上記でコマンドは少々ゆっくりでもつながるという話をしました。これを利用したコマンド入力法を紹介します。
 対戦中、せっかく出した技をガードされ反撃されるということがよくあると思います。そこで、コマンドの入力中にガードされたかどうかを判断し、ガードされているようであればスキルの発動を避けるといった方法を取りましょう。
 具体的に、
PPPPEのコマンドのスキルを出す場合、PPPPの部分だけをほんの少し早めに入力します。そうすることで、コマンド入力終了から攻撃が終わるまで少し余裕ができます。この間を利用してガードされたか否かの判断をします。もしガードされればEを押すのをやめ、ヒットしていればEを押してスキルを発動させます。そうすることで、気の無駄な消費を減らし、スキのない攻めが可能となります。

◆実戦でうまくいかない人は

 頭では分かっていても、実際の対戦ではコマンド入力がうまくいかなかったり、コマンドを忘れてしまったりということがあると思います。残念ながらコマンドについてはしっかり暗記をして、落ち着いて出すといったような対策しかないと思われます。練習モードをフルに活用しましょう。また、このサイトにある必殺技コマンド一覧を印刷しておくというのも手です。

■スキルのカスタマイズについて

 対戦時、画面下の左右にホイポイカプセルが表示されていると思います。これは上記で説明したスキルがカプセルによって表されているものです。例えば、使用できるスキルが2つの場合には、カプセルは2個表示されることになります。ストーリーモードでは使用できるスキル(カプセル)は固定ですが、対戦や天下一武道会モードでは、スキルを自由にカスタマイズしたキャラクターを使用できます。詳しくは「スキル編集」モードの解説をご覧ください。

 基本的なスキルについての解説は以上です。あとは対戦時にこれらを自分なりに使い戦うことになります。コマンド入力は慣れるまではうまく使いこなすことができないので、練習モードなどでコツをつかんでおくと良いでしょう。

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