PS2「ドラゴンボールZ」評価・感想
※それぞれの項目について、5段階で評点をつけています。
・格闘ACTとして[★★★☆☆:3点]
動きや演出はカッコイイし、ドラゴンボールらしくできていると思う。だが格闘ゲームとして楽しむことはあまり期待できないかもしれない。一応スキルシステムによってオリジナルのキャラを作れるようにはなっているが、基本的には接近戦での殴り合いで、どのキャラも性能の似たような技が多い。オリジナルの連続技も楽しめるが、初心者向きではない。
・グラフィック[★★★★☆:4点]
全体的なグラフィックはよくできていて、PS2ならではの3Dによるドラゴンボールを堪能することができる。
・ストーリーモード[★★★☆☆:3点]
思っていたよりもボリュームがなく、かなりはしょられていたため、一番期待していただけに残念。ただ、演出はしっかりしていたのでそこはマル。おまけ要素的なストーリーもあるが、これはちょっと・・・って感じの内容だった。
・登場キャラクター[★★★★☆:4点]
ヤムチャ、天津飯をはじめ、主用キャラはほぼ全て使えるのでこれといって不満はなし。ただ、19号は使えるのに20号がいない、ギニュー特戦隊はギニューとリクームのみなど、納得のいかないところも無いではない。
・ボイス・BGM[★★★☆☆:3点]
フルボイスでのストーリーモードは感動だったが、アニメ放送からかなり経ったからだろうか、イメージと相違する部分が多々あったように思える。最強におかしいのは悟空のなまりかた。ちょっとなまり過ぎじゃないかな、あれは。ラディッツの声は初めて聞いたが、意外とかっこ悪いんだな、あいつ。BGMはこれといったところはなし。
・モードの種類[★★★★☆:4点]
ストーリーモード、対戦、天下一武道会、スキル編集と、ドラゴンボール格ゲーとしてできることは一通りそろっている。天下一武道会モードで対人戦ができればもっと良かっただろうに。
・難易度[★★★☆☆:3点]
難易度上げると、サイバイマンにすら勝てましぇん・・・。連続攻撃痛すぎ。
・バトルシステム[★★★☆☆:3点]
システム的にはあまり深いものを感じないが、演出がとてもカッコイイ。究極技と呼ばれる大技が決まるととても爽快だ。また、エネルギー弾を弾いたり、バーストモードでの高速バトルなど、ドラゴンボールらしい要素もある。
・スキルシステム[★★★☆☆:3点]
自分でキャラをカスタマイズできるシステムで、スキル自体をそろえるのが非常に大変ではあるがカスタマイズ性は非常に大きい。
・操作性[★★★★☆:4点]
これといって悪いところはない。技のコマンド覚えるのがめんどくさいな。
・総合評価[★★★☆☆:3点]
DBファンなら買いですね。飽きっぽい方にはオススメできませんが、ストーリーモード、スキルシステム、格闘アクション等楽しめる要素はそろっていると思います。
|